7.302013
セメント系を含んだ排土(土や泥)は、植生に適さない高アルカリ性の土になる場合がほとんどです。このような排土は、土木工事の材料としてそのまま利用されることはありますが、改良効果に優れた経済的な方法がなく、緑地に利用されることがありませんでした。今回、㈱ジャパングリーンシステムは、強アルカリ性のため、これまで緑化が困難とされていた地盤改良による排土をローコストで、かつ短期間に、緑化可能な土に再生する技術を開発、実用化しました。
芝床の地土壌改良に関して、現場での問題点やお客様からの要望が数多く寄せられました。
(1) 高アルカリ土壌や脊悪土壌等に適合できる土壌改良材が存在しなかった。
(2) 現地では土壌改良材及びバーク堆肥等の商品が山積みされて置き場がない。
(3) 現場での調合や混合に手間と時間がかかる。
表-1 土壌改良実証試験
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実験前の土壌pHは、9.4~11.3という高アルカリの土壌であったが、実験後A~Dの改良区では8以下の弱アルカリ土壌に低下してきています(右写真)。気伝導度(EC)は、実験前2100~4200という値が2000以下となっています。芝生の成長を示す、ランナーの接数は、Cが最長で、A>B>D>Eと続く。このことから、土壌改良による効果が顕著に実証されています。 | |
図-1 土壌改良前・後の土壌pHの変化 | 図-2 工区別電気伝導度 |
図-3 ランナーの節数 | |
1.62024
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
6.92023
JGS-CCグリーン・JGS-CCクレイの「実績表」を令和5年5月末日まで更新いたしました。
5.102023
JGS-CCグリーン・JGS-CCクレイの「実績表」を令和5年4月末日まで更新いたしました。
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