JGS-CCクレイ[クレイグランド工法]
土埃(ほこり)を抑えて、水はけのよいグラウンドに
JGS-CCクレイは、主に小・中学校、高校の校庭(クレイグラウンド)やグラウンド舗装全般(サッカー場・野球場・多目的広場・テニスコート・ゲートボール場・園路舗装)などに最適な低環境負荷型グラウンド改良資材です。未利用資源のスギ、ヒノキのもつ天然の抗菌力と、長期にわたって腐敗しにくい点に注目し、開発された[低環境負荷型グランド改良資材](特殊針葉樹皮土壌改良資材)です。
JGS-CC®クレイの7つの特長
- 土壌の物理性を改善させることにより、降雨後の水はけがよくなり、泥濘化(ぬかるみ)を防ぐことができます。よって水はけのよいグラウンドをつくることができ、降雨後も速やかに使用可能となります。
- 乾燥時には表層の土が飛散しにくく、流失も少なくなります。(土ぼこり防止)
- ヒノキ樹皮のもつ生育阻害作用を利用し、雑草を抑制することができます。
- 現地発生土を再利用できます。現地土質によっては暗渠、砕石基盤をなくすことも可能ですので、施工コストが安価です。
- 施工後のグラウンド管理・修復も容易で、ランニングコストを軽減することができます。
- 次期改修時にはJGS-CCクレイが下部に残存しているため、上部のみ(3~5cm程度)を混合することで、再度グラウンドが修復されます。
- 難分解性であるため、土壌改良効果が長期間維持できます。
JGS-CC®クレイの製造方法と形状
スギ・ヒノキの樹皮に嫌気自己加熱処理を施して一部炭化させており、他の改良材では見られないような繊維状の構造をしており、非常に細かい繊維が絡み合っています。
構造断面
製造方法
※条件的嫌気加熱処理を行い、一部炭化したもの。
JGS-CC®クレイの土壌改良効果
JGSでは、各研究機関の協力の下、製品の効果測定を行っています。
JGS-CC® クレイでは、下記の効果が確認されています
1. 雑草発生の抑制
2.流亡の抑制
3.泥濘化(ぬかるみ)の抑制
4.飛散(土ぼこり)の防止