お知らせ

7.82013

自然再生技術を屈指した防潮堤植栽工事について

防潮堤

この度、新日鉄住金㈱様、国土防災技術㈱様らが、各種実証試験等で培った「人工腐植土+転炉スラグ」(人工ミネラル)の技術の成果を活かし,防風機能を兼ね備えた健全な海岸モデル林を造成するため、弊社も参画し、試験施工を始めました。

1.目的

これまで森林環境の健全化を目的として、荒廃した森林に不足している植物育成に必要な要素を供給する「人工ミネラル」を開発しました。
この技術を用いると酸性を緩和できることが利点となり、施工後は長期にわたり効果が発揮され、さらに人工腐植と組み合わせることで、植物に必要なミネラルを適正に溶出できるpHに調整し、保持することが可能となりました。
今回、各種実証試験等で培った技術を屈指し、防風機能を兼ね備えた健全な海岸モデル林を造成することを目的としています。

2.施工場所

施工場所:大阪府泉大津市夕凪町
(大阪湾広域臨海環境整備センター内泉大津沖埋立処分場の一角)
 
施工前植栽防潮堤 施工前植栽防潮堤2
写真-1.2 施工前の盛土材(撮影日:H25.2.13)
植栽防潮堤 イメージ図
図-1 盛土の形状とイメージ図

3.植栽技法を生かして

植栽では、菌根の発達、上伸生長促進などを目的とする部分的な苗の高密度植栽である巣植えを多用しています。
・将来の高木配置(樹冠、樹高)を予想して配植している。

・微生物土壌型の遷移を予測して配植する。

・樹林の複層化、不斉一林冠となるように、ランダムかつ集中的な配植を行っている。

・施工後当初の修景性にも配慮した美しい配植を考えている。

・極力、先駆性樹種と遷移中後期種の組み合わせによって、先駆種主体の群落から、遷移中後期種主体の群落へと早期に移行させる。

・植栽木のすべてについて、

「役木」:何らかの意味を担う木とさせる。
など上記の職人技をいかし、木の特性や木の上伸戦略等を見極めた配置計画としている。
※一部の樹種選定は発注者の指定がある。
将来図

4.モデル林の現況

約20種類の植栽木(苗木)を使って植栽し、乾燥防止、初期のエロージョン防止の観点からマルチングを実施しているが、現在、活着は良好である。


写真-3.4  植栽・マルチング(ワラムシロ被覆工)の状況(左 撮影日:H25.4.2,右 撮影日:H25.5.20)
 

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